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春期 無料 体験講習会
受験勉強もリベラルアーツ:アカデミックなバイリンガリズムとは

受験への「助走距離」は長いほど、より高くより遠くまで飛躍できるもの…。しかし、走り出す前にまず正すべきは、学びに向かう「フォーム」です。本講習会の目的は、リベラルアーツの歴史と精神を見つめ直し、リベラルアーツを志すとはそもそもどういうことなのか、あるべき「学びの姿勢」を確認します。無料の体験講習会ですが、レベルも内容も通年コースと同一です。英語リーディングでは、当塾の精読メソッド「英文のさばき方」をお教えします。*今期の体験講習第2弾として、英語リーディングに絞った体験講習を以下の日程で開講いたします。
■講座概要:「English for Liberal Arts:英文のさばき方」
■日程:4月15日(土)、22日(土)、29日(土)の3回連続
■内容:構文解析の基本を五文型理論にまで遡って再確認した後、アカデミックな英文テキストの精読・熟読・未読に取り組む。
■時間:16:00 ~ 20:00 [4H×3回 = 計12 時間
■締切り:定員埋り次第 【3月29日段階 残席10名 】
■対象/定員:現役+高卒+大学生(社会人:要事前相談):12名
■受講料:無料
■申込金:¥1,000 (申込金は明確な受講意思を確認するためのものです。事前にお振込いただきますが、受講終了時に全額、現金にて、返金いたします。
・連続性があるので、原則として、全日通して受講のこと(部分受講は要相談)。
・通年コース受講を希望の場合、本講習会の受講は、原則、必須。
・現在の学力は不問。求められるのは、向学心と好奇心のみ。
■予習課題:初日は、予習不要。その後はクラス内での指示による。
■持ち物:筆記用具・英和辞書(できれば「紙の辞書」)・飲み物+軽食(必要に応じて)・スリッパ(教室内用)・ハンカチ(トイレ用)
■受講申込み:受講申込みフォーム
【現役+高卒】通年コース
入試を<超>えて、入試を<越>える。さらに先を、さらに遠くを、さらに上を見すえて…

”傾向と対策”など説きません。”模試”も”合格判定”も行いません。もちろん”棒暗記”など一切させません。ようは”受験ベンキョウ”なるものは、まったく行いません。それでもICUや SFCをはじめとする、いわゆる”難関大”にほぼ全員が合格するのは、MILE の学びは、入試での”合格”ではなく、大学での”学び”に焦点を合わせ、<学ぶために学ぶ>ことを愚直に実践しているからに他なりません。レクチャー&ディスカッションがベースの少人数クラスは、大学レベルのリベラルアーツ教育を先取りする内容。アカデミックなリーディング&リスニングから批判的思考法まで、総合的に、かつ徹底的にトレーニングします。学問への王道は、優しくもなければ、易しくもなく、万人向きではないかも知れません。しかし真摯に叩く者にはその門戸は必ずや開かれ、歩むべき道は備えられるものです。現在の学力は問いません。ただし誠実さと勤勉さと謙遜さだけは絶対条件です。
■開講期間:2023年4月中旬〜2024年2月 予定
通年コースの受講希望者は、現浪を問わず、原則として、上掲の春期体験講習にご参加ください。同講習は通年コースのオリエンテーションであり、当塾の英文読解法の基礎もこの講習会中に教授されます。
■時間割 [暫定版]: 現役+高卒 [PDF]
■年間授業日程 [暫定版]:現役+高卒 [PDF]
■受講料 [暫定版]:受講料詳細 近日アップデート[PDF]
・通年コース概算 高卒:¥1,200,000~ ¥1,600,000
・通年コース概算 現役:¥400,000 ~ ¥800,000(受講講座数による)
■奨学支援:長期分割分納等、柔軟に応相談
■受講申し込み:4月中旬開始予定
■受講締め切り:定員埋まり次第 [現役12名 / 高卒12名]
■申込手続き期限:ー
■受講申込み:受講申込みフォーム [受付開始前]
夏期講習
「夏は受験の農繁期」・・・豊かな実りを求めて、<知>を耕しつづける夏の日々

夏期講習の目的はいたってシンプル。テキストにじっくり取り組み、リベラルアーツ的学びを実践すること。カコモンに取り組みながら、入試より大きな問題を考えること。そして合格より遠くを見据えて、合格に近づくこと…それだけです。「夏は受験の天王山」と力んだり、「夏にライバルと差をつけよう」と煽ったりすることは、一切ありません。強いて言うなら、受験生の夏は「農繁期」。いつもより力をいれて、地(知)を耕し、汗を流すだけのこと。
■日程+時間:以下は前年度の内容です。本年度分は後日発表します。
・TERM 01:8月01日(月)〜8月05日(金)
・TERM 02:8月22日(月)〜8月26日(金)
・TERM 03:9月05日(月)〜9月09日(金)
*授業内容/テキストは、全ターム、全日、異なります。
■対象+定員:内部生+外部生若干名
■予習テキスト
■受講料:
・内部生(現役)¥50,000 [税別] / TERM
・外部生(現役+高卒)¥60,000 [税別] / TERM
*申込みは TERM 単位。 Day 単位の精算/減額は、原則、不可。
■受講申込み:締め切り済み
冬期講習+直前模試
入試直前だからこそ、フツウに学ぶ。淡々と、黙々と、コツコツと…

入試本番を目前にして、気が急き焦るこの時期だからこそ、MILE はなおのこと、いつもと変わることなく、ただ淡々、黙々、コツコツと、地味に、地道に、実直に、学び続けます。「傾向と対策」なる蒙昧、「合格への近道」なる甘え、「合格必勝」なる力み・・・こうした軽佻浮薄な受験カルチャーから遠ざかってこそ、リベラルアーツ大学の門前に立ちうると、MILE はかたく信じています。
■日程+時間:以下は前年度の内容です。本年度分は後日発表します。
・冬期 TERM 01:1月9日(月)〜1月13日(金)
・冬期 TERM 02:1月16日(月)〜1月20日(金)
・冬期 TERM 03:1月23日(月)〜1月23日(金)
・直前 TERM 01:1月30日(月)〜2月3日(金)
■対象+定員:現役生+高卒生=15名
■予習テキスト:別途案内
■受講料
・内部生(現役)¥50,000 [税別] / TERM
・外部生(現役+高卒)¥60,000 [税別] / TERM
*申込みは TERM 単位。 Day 単位の精算/減額は、原則、不可。
■受講申込み:締切済
英語リーディング:English for Liberal Arts: Reading
誠実に読む。正確に読む。精緻に読む。英文をさばき、知性を研ぎ、世界を拓く…

入試を超えるため、大学で学ぶため、プロフェッショナルとして活躍するために必要なのは、あくまでも「セイ読力」。一言一句のゴマカシも、モレもなく、テキストを「正」確に、「精」緻に、そして「誠」実に読み解く力です。粗雑なナナメヨミや無理なソクドクでは、アカデミックな長文には歯が立ちません。ICU・SFC のカコモンはもとより、NY Times 紙や Newsweek 誌の記事、時には「米独立宣言」「世界人権宣言」などの歴史文書をひもとくことも。でも、そのために欠かせないのはオーソドックスな構文解析と文法訳読。まずは MILE ならではの「英文のさばき方」から。
英語リスニング:English for Liberal Arts: Listening
TOEFLリスニングで鍛えるアカデミックなリスニング力 + 英語ニュースで知る現代世界。

バイリンガリズムが基本理念のICUのこと、英語リスニング問題も、ハードルが高いのは当然です。大切なのは、慣れや勘、英会話やコミュニケーション力ではなく、適切なメソッドによって、じっくりと培われた「アカデミックなリスニング力」です。授業では、過去問題でICUリスニングのレベルを確認しながら、時事ニュースの聞き取りにも挑戦。大学での勉学で活きるリスニング力をトレーニングします。
総合教養:ATLAS
”特殊”でも”ユニーク”でもない。ごくフツウの試験に、ごくフツウに備える

「ICUの入試は特殊でユニーク。とくに総合教養は」との世評は、端的に言えば、大きな誤解であり、すこしきつい表現を使えば、”デマ”に過ぎません。あるテーマについてレクチャーを聴き、テキストを読み、そして人文・社会・自然科学的な視角から、分野横断的に考える ー これは、ごく常識的で正統的な学び方であり、これ以外の”勉強法”など他にあり得ません。もしこれが”ユニーク”に思えてしまうなら、大きく歪んでいるのは、いわゆる”フツウ”の勉強(はっきり言えばガッコウ教育と受験勉強)の方であると、当塾は考えています。当塾のクラスは英語、日本語を問わず、全授業が総合教養の”対策”になりますが、定期的にオリジナル問題による模試演習も実施しています。
人文・社会科学:Humanities + Social Sciences
読んで考え、書いて考え、論じて考える。リベラルアーツの伝統にならいて、自由で批判的な精神を育む。

ICU入試ならではとされる「総合教養」と「人文・社会」ですが、ICU が求めるのは表層的な理解ではなく、あくまでも、テキストとの、そしてテキストを通しての「ダイアローグ」です。テキストの筆者との「対話」、講師やクラスメイトとの「対話」・・・FORUM-ICUの読解クラスは、日英を問わず、いつも、にぎやかです。カコモンに加えて、精選した新書(岩波、中公、ちくま等)を主教材にするのも MILEならではです。ドキュメンタリーやニュース映像も多用します。
小論文:SFC + ICU
なんとなく「思う」のではなく、きちんと「考える」には、「書く」しかない。

テキストを正確に「読み」、深く「考える」ためには、「書く」ことがかかせません。当塾では、入試に小論文があるSFC だけでなく、ICU を志望する受験生にも、高卒浪人生は、原則として、小論文を必須としています(現役生は希望者のみ)。「総合教養」や「人文・社会科学」の読解力を鍛えるには、書いて考えるのがいちばんだからです。それに、世評では「英語の ICU」ですが、ICUは、まず間違いなく、日本語によるレポート作成が日本で最も多い大学でもあります。ICU受験にも、ICUでの研究にも役に立つ論文スキルを今から研くことは、まさに一石二鳥!
ICU AO サポート:Admissions Office
合格率9割強の万全のサポート。”優等生”の枠をいかに踏み出て、”知的な不良”をアピールするか…

当塾のICU AO 合格率は過去累積で9割を超えています。ICU の理念と”好み”を知り尽くしたICU卒の講師陣が「是非とも後輩に」と心から応援できるAO志望生に限って指導しているので、この”勝率”は当然といえば当然かも知れません(一次不合格者は過去3名。二次不合格者は1名のみです)。全授業がそのまま”AO対策”にもなる当塾のこと、合格するのが当たり前と言っても過言ではありません。ただし「一般入試に合格する自信がないので…」などという”逃げ”のAO受験は、決して認めません。大切なのは、一般入試にも合格できる、ひいては ICU で学ぶのに十分な語学力と教養・知識、そして品格を備えていること、すくなくとも、備えたいと願う、”攻め”の向学心です。
読書演習:Japanese for Liberal Arts
「ICU受験には岩波新書」の伝統を今に受けつぐ、ICU 合格への”合理的”アプローチ

ICUがいまよりずっとマイナーだった(それゆえ、もっと独自の輝きをもっていた)その昔、「ICU受験には岩波新書」がICU志望生の”常識”でした。当塾は、この”常識”はよき伝統として正しく継承されるべきと考えており、高卒浪人生コースでは、年間 30冊を超える新書を読み解く講読授業をおこなっています(現役生は講習会のみ)。「人文・社会科学」や「総合教養」の入試に”効く”のはもちろんのこと、ICU入学後にこそ生きる幅広い知的関心と教養・知識は、この読書指南を通して、ゆっくり、じっくりと育まれます。本講座の”教育成果”は是非、受講生OBGらが提供してくれた自宅ライブラリー写真の数々でご確認ください。
受験世界史:World History@提携塾 世界史塾バロンドール(西荻窪)
われわれは何処から来て、何処に在り、そして何処へ向かうのか…

当塾が「世界史」を”必須”としているのは、早慶上智・外大など、併願校の受験のためだけではありません。「世界史」という受験科目こそないものの、ICU入試もSFC入試も、世界史的な常識や教養を大前提にしていることは明らかだからです。世界史を知らずして、どうして英語長文や日本語論文を読み解き、小論文が書けるというのでしょうか…。そもそも、世界史抜きの文学、社会学、経済学、法学、国際関係学などあり得ません。世界史なきリベラルアーツに至っては、形容矛盾も甚だしい。訪れた世界史の舞台は百余国、「現場からの世界史」で有名なセカイシヒデタロ講師の授業は、リベラルアーツ大学を志望する受験生にこそお薦めです。本年度より、本講義は、村山講師が主宰・指導する世界史私塾「バロンドール」にて受講いただけます(▶︎バロンドール:ウェブサイト)。